一時間マラソン

ラソン大嫌いです。一番辛かったマラソンは、昔劇団でやっていた「一時間マラソン」。
文字通り、一時間走るのですが、そのただひたすら走っている「一時間」の間、何を考えたらいいのか分からないのです。
一番よく想像したのが、「私は今、日本を走って横断している途中で、ちょうど大阪の淀川縁にさしかかったのだ」
というやつでした。でもなんで「日本を横断しているのか」納得しきれない。
二番目によく想像したのが、「私はアフリカを横断しているシマウマで、本能で緑の土地を目指している」というやつ。
これは、足元がコンクリートじゃないほうが気分がでるのになあ。と思っていました。
一方、ホッシーはガンガン先頭を走っていました。そしてすれ違うとき、どべちゃの私を励ますために、「何か」をしてくれてた。
なんだっけか? 思い出せない。でも、ホッシーとすれ違ったあと10mくらいはスピードが上がったのだ。
「何」をしてくれていたっけか? あんな有り難かったこと忘れるのか私は! 恩知らずやー。どうしよー。ゴメン、ホッシーなにしてく

れてた?