家でダメだし思い返して

最近は稽古中に芝居の曲をCDで貰えることが多くて、とてもありがたい。
芝居中に使われている曲を聴きながら、通しのダメだしを思い返す。

自称、役者の気持ちが分かる演出家。なだけあって、演出席のホッシーは芝居が始まった瞬間から「楽しもう」と決めて座ってると思う。よう笑ろうてくれるし、ホッシーの気配が一緒に動くのが感じられる。終わってのダメだしも、ダメをだすと言うよりは、演技ルートの改良、みたいな感じ。
さっきやった自分の芝居がすごく思い出しやすい。
役のパートで役割分担する話もした。あ、いいなあと思う。舞台上で、自分一人が進行して行こうと思うと気持ちが今に執着しにくくなってくる。反射神経が鈍るというか。でも、別の役の自分と対抗したり、便乗したり、住み分けたり。そんなのは楽しいね、きっと。

最後に、今日の通しは袖に帰ったときに、一回しか台本見んかったで! なんて、しょぼめ自慢です。